21・日本の病巣


21・日本の病理
現代の日本、韓国の姿を見ると、日本帝国・李氏朝鮮の逆転現象が起っている気がします。明治の開国以降の日本は西欧諸国に追いつけ、追い越せと外国人を雇い、西欧のマネながら途中、日清・日露戦争と大きな血を流しながらも、着実に愛国心を養い、教育でモラルを高め、当時の世界の5大国にまで成長をします。
戦後は、一挙に日本国憲法下で日本人は国家意識を喪失、比べて韓国人は徴兵制度の導入、「明治日本」を御手本に「富国強兵」を挙げて日本に追いつけ、追い越せと国家を挙げてやっています。終戦後65年の日本の荒廃は、第一の要因に「新日本憲法」が有るのです。

「病原菌」現憲法
(1)「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫の為に諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍を起こる事のないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存する事を宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛なる信託によるものであって、其の権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その権利は国民が享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理にもとずくものである。われらは、之に反する一切の憲法・法令及び詔勅を排除する」

(2)「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛するる諸国民の公正と信義に信頼をして、われらの安全と生存を保持しようと決断した。
我々は平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会に於いて、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、久しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する事を確認する」

(3)「我らは、いずれの国家も、自国の事のみに専念して、他国を無視してはならないので有って、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国との対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる」
「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力を挙げて、この崇高な理想と目的を達成する事を誓う」                                                  

憲法」の前文・空虚な言葉の羅列、これを法律学者が覚えて憲法を語る。又日本人の生命財産を「他国の良心」に任せようとした侭、65年を経過した?経過させた?政治の不作為と中学生を諭すような文面を、大人の政治家が平気で放置して居る神経は普通ではありません。
この前文を頂き「憲法の一条」に「天皇の地位・国民主権」で(1)の中で「詔勅を排し」と完全に皇室の歴史も知らない連中の戯言が憲法の主旨。
現在の政治家が「地方主権」や「都構想」と「遷都」の意味も解さない「言語」を使用する根源が理解できる憲法前文です。

憲法の9条「戦争の放棄」「戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認」陸・海軍そのたの戦力は保持しない?と云いながら海上・航空・陸上と「自衛隊」と名を変えて存在する「戦力」を持ちながら「使えません、国際貢献はしますが守り専門」です。攻撃は我が国に降りかかるものは「国連」と「アメリカ」が担当してください、3軍を使えないのに維持して居る、外交で信用される訳が有りません。
非核三原則・武器輸出三原則も同じ、自ら口にして手足を縛り、話題にも出来ない。何故「普通の国」として生きようとしないのか不思議です。
昔の風刺漫画に日本とロシアが両岸から釣り糸を垂らして「朝鮮魚」を釣ろうとしている漫画がありました、現状はアメリカ・中共が両岸から「日本魚」を釣ろうとする漫画が出てきてもおかしくないと思います。

李朝朝鮮」と「平成日本」の、政治状況は本当によく似ています。中華攘夷に,ドップリつかり、国防も「清」に任せて、政治家も朝鮮両班こそ「中華」と国内で自分の利益だけに拘った「李朝」、日本も戦後65年、温室憲法下でアメリカに寄生、国防も国家も語らずにきた日本、政治家は自分の延命と自分の身の安全だけを図る。国家など二の次、生きるためには美辞麗句を並べて、嘘をついてまで政権に拘った揚句が民主党左翼政権の誕生、政権に齧りつく事が仕事の様な日本政界の「洗濯」は必要でしょう、洗濯(選択)出来るのは「国民」の知識と能力で有る事を国民が理解しても良い時期でしょう。